マルタ島 奮闘記         第1回        樫原資訓  氏より


地中海の楽園マルタ島 2001年12月5日から8日間の旅

海外旅行も今回がちょうど10回目、どんな人に廻り会いどんなハプニングが有る事やら!

私と私の家族(嫁さんと息子)が地中海に浮かぶ楽園島、淡路島じゃ無くって

マルタ島での日々の悪戦、奮闘記です ドジだと笑わずに見てやって下さい

 
一日目
 
12月5日 (水)

いつも海外に出掛ける前日の私は小学生の遠足の前の日から胸がワクワクして
 
ウトウトとしか睡眠が充分取れないのに今回は如何かぐっすりと熟睡する事が出来た。

早朝4時に起床して5時40分の関空行きのリムジンバスに乗るまでがいつもながらの

戦争、いや時間との戦いである、まして今回は少し支度の遅い息子を連れての事で

ある。幸い、外は少し寒いが天気は晴れ模様、大きな旅行カバンを車のトランクに入れ、

いざ、シュッパ−−−−−−−ツ


関空に無事定刻より早い8時過ぎに到着集合時刻の9時までには少し時間がある。

今回のツァ−の参加人数は全部で20人、旅行としては丁度いい人数かなと思いながら

集合場所に移動、ニュ−ヨ−クでのテロの影響なのか旅行客がだいぶ少なく、

集合場所に着くと同じツァ-の人が誰もいない、添乗員から航空券を貰い再集合の

部屋を聞き、取り合えず、旅行カバンをカウンタ−に通して手続きをし、再集合の

部屋へ行く、しばらくして、さっきもらったばかりの自分自身の航空券が無い

あたふたしながら、ポセットやら、服のポケットやらを探し回るが何処にも無い

困ったと思い顔の汗をフキフキ考えると、アッそうや テ−ブルとリュックの間へ

航空券を置いたのを忘れていた。 ヤレヤレ、最初からこんな事ではどうなる事やら

次に出発搭乗口へ行く、今回乗る飛行機はルフトハンザ航空、いつも出発記念に乗る飛行機を入

れて写真を撮るのが旅の始まりである、 昨夜、新しく買ったばかりの一眼レフのカメラ試し撮り

オ−トで上手く撮れたと思いながら、レンズにカバ−をする、が、これが また、オ−トにしたまま 

強くカバ−をするとカメラが壊れると聞いていたのにヤッテしまう、再度試し撮りをしようとするが

ピントが合わない、う------ん、マイッタな どなにしょう マニュアルでは露出はもちろんピントの

合わせ方も まだ解らない、まぁ- いいか どなにかなるさ!! 今回の海外旅行は ほんと先が思い

やられる飛行機はテロの関係からかジヤンボでなく少し小さめの機種。グ−テン モ−ゲンと

スチュ−アデスに声を掛けると 笑顔でグ−テンモ−ゲンの挨拶、私はこの飛行機に

乗った挨拶の会話からが海外旅行の始まりである。
 
機内は、ほぼ満席、新聞を貰って読んでいる内 飛行機は滑走路を動く、トロントロン、トロン
 
トロンと いつものように速度の遅い滑走、フワァ−と重たそうに空に上がったと思うとグングンと
 
飛行機は上昇しアッと思う間に関空が小さくなると下界は大阪湾全体が見渡せる そこは
 
大空の大パロナマである しばらくして 飲み物、続いて昼ご飯が出された、ご飯は日本ソバと

ライスと魚のメインデッシュ、機内食としてはとても美味しい、サ−−ビスも満点 、私が初めて
 
海外へ行った時に乗った飛行機が 今回と同じルフトハンザであった、その時はテニスで有名な

シュティフィ−グラフに似たスチュ−アデスがいて私のとても通じるとは思えない会話で楽しく過ご

した事を思い出す。関空からドイツフランクフルトまでのフライトは約12時間、私はワインやビ−ル

を飲んでいると、いつも機内では眠た事が無いのに眠くなり、つい ウトウトと眠りにつく、目が

覚めると、映画を上映していたが私は余り興味が無かったのでイヤホ−ンで音楽を聴きながら

時間を過ごした。長い機内での時間を持て余しながら、やっとのの思いでフランクフルトの空港の

近くの上空まで飛んで来た時、機体がガタガタと激しく揺れ、乱気流の中へそれも しばらくして
 
収まり、無事、空港に着陸。
 
今回の旅行のスケジュ−ルは全部で6泊8日で前後の1日はドイツ、フランクフルト泊 中4日が
 
マルタ島観光となっている、本当はルフトハンザ航空じゃ無くイタリアのアリタリア航空機で
 
前泊と後泊はロ−マかミラノで宿泊したかったのだが、と言うのも、うちの奥さんはNHKの

イタリア語会話をここ数年(言う程は力を入れて勉強していないが)見ていて会話を試してみたい
 
と言う気持ちと息子はイタリア料理が食べたい、当の私は底抜けに明るく茶めっ気たっぷりの
 
イタリア人に会いたかったからで、フランクフルトで泊まる事になったのは少し残念であった。
   
フランクフルトのホテルの到着時間は現地時間午後4時過ぎで、今夜の夕食も無く時間も
 
有るので家族3人で市内へ出ていって夕食を食べる事に、ホテルで市内地図をもらい繁華街を
 
教えてもらって、いざ出陣、徒歩で40分ぐらいだと言うので歩いて行く事にしたが、これが また
 
悪かった、地図を見ながら市内電車の通りを下りていったつもりだが何か道が狭くなってくる
 
で 仕方無しに広い道へ出てパン屋さんで地図を見せて勇気を出して道をたずねてみた、
 
Excuse me. I`d like go this town. Where is on this map now? と英会話に自信が無いのに

である、店のマダムは どうも、私の言っている事が良く伝わら無かったみたいだった、

3人でトボトボと歩いていると、先程のパン屋さんで客としていた叔母さんが私達に声を掛けて来て

くれ ウ−バン、ウ−バンとしきりに話掛けられ(その時は何の意味かよく解らなかったのだけど)

私達の行きたい所へ行くには地下鉄に乗って行けと行っている、そして、親切な事に地下鉄の

乗る駅までいっしょに連れていってもらう事になった、路面電車の通りを横切り小さな公園を抜け

しばらく歩くと街に出た、そこにはちょっとした教会や中規模の百貨店やス−パ−が建ち

並ぶ交差点に地下鉄の駅があった、地下にもぐり キップを買おうとしたところ券売機がない

ドイツの地下鉄は案内所はもちろん駅員も窓口も挙句のはて改札口も無く(券売機は有るのと

時間帯によっては料金が変動するとは聞いていたが) で、地下鉄に乗って街の中心部に行く

事をあきらめて ここで百貨店とかス−パ−を見て過ごす事にし夕食もス−パ−でパンと野菜

サラダとハムと飲み物を買ってホテルで食べる事にした。ホテルに無事帰り着く。

とてつもなく長かった日本からドイツ フランクフルトまでの旅の一日が暮れた。
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